八女市で遺品整理を行っているアークサービスです。
今回ご紹介する事例は、団地の一室にこれでもかというほどモノが溢れた部屋の遺品整理を行ってきました。
依頼主様は見た瞬間に「あ、これ無理」と匙を投げられたそうです(笑)。どのような現場だったのか御覧ください。
ご相談内容
「八女市内にある団地を片付けてもらいたいんですけど大丈夫ですか?」
「長年会っていなかった叔父の部屋なんですけど、物が多すぎてにっちもさっちもいかない状態なんです」
「今月中に団地を解約したいので、それに間に合うようにお願いできますか?」
とのご相談をいただきました。物が多すぎるというのはどの現場にも共通しています。とくに年配の方は物を捨てるのが苦手で、長年溜め込んでしまうケースがほとんどなんです。
ですので、特に問題ないことをお伝えし、まずは現状確認とお見積りに伺うことになりました。
お見積り
現場は昔ながらのどこにでもある団地です。間取りは2DK。依頼主様とご挨拶すると、
「びっくりされないでくださいね」
とのことで、一緒に中に入ることに。部屋の中は以下のようになっていました。
2DKのうちの2部屋は服、布団、生活用品、趣味のもので溢れており、部屋の中に入ることができない状態です。生活されていたであろうキッチン部にソファ、大型のテレビが設置してあります。そのまわりにもモノが積み上げられており、隙間を縫って奥に行く必要があります。
ベランダにも大量の道具類。後ほど外から眺めてみると、ここだけ異様な雰囲気になっていました。
「半端じゃないですよね」
「こんな部屋見たことないです」
「できる範囲でやろうとも考えたのですが、部屋に入った瞬間諦めました」
「こんなん無理です」
とのこと。私もそう思います。これだけものが多い場合、自分でどうこうするよりも、はじめから業者を利用したほうが時間もお金も節約できます。特に退去日が決まっている場合、この決断は英断といえるでしょう。
依頼主様のご希望は「貴重品と写真だけ残してもらってあとは処分してもらいたいです」と非常にシンプル。(このご希望が一番多いです)
ここで正確なお見積を出すと、「はい、それでお願いします。もともとそちらにお願いしようと思っていたので」と即決していただけました。(ありがたいことです)
あとはすべて弊社にお任せいただけることになり、鍵をお預かりし、後日作業に入ることになりました。
作業内容
この現場は非常に作業がしにくい現場でした。もともと団地の間取り自体、コンパクトに作ってある上、写真で見ていただいたように足の踏み場がありません。
スタッフ同士、「通るよ~」「ちょっとかがんで」「通れんけんこれ(ゴミ)外に出して~」と声をかけながら作業を進めていきました。(それでも終日窮屈でしたが)
2日目は比較的スムーズに進みましたが、あらゆる空間にこれでもか!というほど物があるため、仕分けにいつも以上に時間がかかってしまいました。(下の写真は途中経過)
一つ一つものを出していくと、奥から10年以上前のお酒や調味料が出てきます。
ベランダを片付けるだけでも2時間かかりました。計3日。時間はかかりましたが、以下のように部屋はすっからかんにすることができました。
遺品整理の中で見つけた貴重品、アルバム類はひとまとめにし、後ほど確認していただきます。
ベランダもこの通り。
依頼主様に最終確認をしていただくと、「大変だったですよね。本当に助かりました」ととても喜んでいただきました。たしかに大変ですが、このように心から喜んで頂くと弊社としても嬉しく思います。
八女市で遺品整理、空き家片付けでお困りのときは、ぜひアークサービスまでご相談ください。お待ちしております。