福岡市博多区で遺品整理・生前整理・空き家片付けを行っているアークサービスです。
弊社は個人のお客様からご依頼いただけるケースが9割ですが、その他にも行政や施設様からご相談をいただくことがあります。
今回はいつもお世話になっている社会福祉協議会さまより、遺品整理のご相談をいただいたいときの事例を紹介したいと思います。
※ちなみに、社会福祉協議会というのは、地域(ここでは『福岡』)の福祉活動の推進を行っている営利を目的としない民間組織のことです。簡単に言うと、一人では生活するのが困難な障がいや病気を持つ方の支援や、ボランティア活動の支援をしている民間慈善団体のことになります。
ご相談内容
「いつもお世話になってます。社会福祉協議会の○○です」
「実はうちが支援していた方が先月お亡くなりになったのですが、その方が住んでいた部屋の片付けをお願いしたいのです」
「遺品整理になるのですが、まずはお見積りをと思いましてご連絡しました」
「お見積りは大丈夫ですか?」
とのお問い合わせでした。社会福祉協議会さまとは何度も取引があり、今回もまたご紹介いただけたのでした。
ただこのときは予約が詰まっており、8日後のお見積りとなりました。
お見積り
現場は博多区にあるとても古いアパートです。しかし、内装は非常に綺麗で、一人暮らしでは快適に思える部屋でした。
「今日はすみません。こんな感じなんですが」とスタッフ様。
部屋の中は比較的ものが少ない状態でした。最低限の家具家電。それに服、生活必需品のみのシンプルな暮らしをされていたようです。
「基本的に残すものはありません。貴重品があれば見つけていただきたいくらいです」とのこと。
総量としては軽トラック満載と言ったところでした。適切な料金をお伝えすると、「わかりました。後ほどご連絡します」と帰社して上司に判断を仰ぐとのこと。
「あ、それともしよろしければですが、エアコンを取り外して○○という施設に持っていっていただくことはできますか?まだ新しいエアコンなんで、エアコンのない方に寄付したいのです」
とのことでした。そのくらいお安いご用です。これを快諾し、現場をあとにしました。
ちなみにその日のうちにご連絡いただき、弊社のサービス内容で正式にご契約をいただけたのでした。
作業内容
作業当日は鍵をお預かりし、弊社にすべてお任せいただけることになりました。
今回は物が少ないので2時間もすればほぼ出し終えることができました。途中経過が以下のもの。
クローゼットにあった3段ボックスから小銭入れを発見。なかに3,000円ほど入っていたので後ほどお返しします。
つづいて掃除に入ります。
搬出後、窓、床、キッチン、お風呂のお掃除をさせていただきました。
トイレもこのとおりです。
エアコンも取り外し、スタッフ様に最終確認をしてもらいます。
「きれいになりましたね。ここまで掃除していただけるとは思いませんでした。ありがとうございます。これで十分です」とご満足いただけた様子。
料金をいただき帰ろうとしたところ、「ちなみに・・・ちょっと個人的に粗大ごみを処分してほしいんですが見てもらえますか?」とのこと。弊社の対応に信頼をいただけたのか、スタッフ様が個人的に依頼をしたいとのことで後日お見積させていただくことになりました。(ありがたい話です)
そんなこんなで社会福祉協議会さまからのご依頼事例は終わりです。
そうそう、取り外したエアコンはその日のうちに福岡市南区にある大きな介護施設さまのもとへ配送させていただきました。「この暑さですからできるだけはやく取り付けてあげたかったから助かりました」とお礼をいただき、今回の依頼は完了です。
今回は法人様からのご依頼でしたが、個人様からのご依頼もお待ちしております。丁寧で優しい遺品整理をいたします。ぜひお問い合わせください。