長崎市で遺品整理・生前整理・空き家片付けを行っている業者「アークサービス」です。
今回は私(梶塚)がお客様の涙に、ついもらい泣きしてしまった事例を紹介したいと思います。手前味噌ですが、とてもうれしい事例でしたのでぜひご覧ください。
ご相談内容
このときは直接お電話でお問い合わせいただきました。
「あの、、遺品整理されている業者さんですよね?」
「実は姉が亡くなりまして、部屋を引き払いにきたのですが、、、その、部屋がゴミ屋敷になっていて一人では片付けられずにいるんです」
「私自身は東京に住んでいるので、時間もあまりありません。できれば早めにやってくれると助かります」
「場所は長崎市内なのですが、対応可能でしょうか?」
このようなご相談でした。
遺品整理でご家族の方が部屋を確認してみるとゴミ屋敷だったという事例は跡を絶ちません。長年一人暮らししていた方の中には、なんらかの理由から片付けができなくなる方が多いからです。
そして、そのことをご家族の方が「知らなかった」と後悔されている現場を何度も見てきました。家族でも長年もあわないというのは珍しくないですよね。距離が離れていればなおさらです。
まずは現場の状況を確認しなければいけません。出来るだけ早くとのことでしたので、次の日にお見積りに伺うことになりました。
お見積り
現場は長崎市の中心にあるビルの5階。間取り2LDK、1階に1戸という贅沢な物件で、建物自体は古いですが、リフォームされていたのでしょう、中は非常にきれいな現場でした。
しかし、その床は↓の写真のようにゴミで埋め尽くされていました。(掲載許可をいただきありがとうございました)
現場を確認していると次のようなお話をお聞きしました。
「最初この状態の部屋を見てゾッとしてしまいました」
「でも姉の部屋なのでなんとか自分の手で片付けてみようと思ったんです」
「それで少しやってはみたんですが、ゴミが多すぎるのと、東京と長崎でゴミの出し方が違いますし、途方に暮れてしまったんです」
「それに旦那を一人で(東京に)残してきているので気持ちが焦ってしまうんですよね」
「一人で長崎にきているのも不安でしょうがないんです」
この話を聞いて、「さぞかし心細かったろうな」と思ってしまいました。ゴミ屋敷状態の部屋を一人で片付けるとなると、慣れている僕らでも気が滅入ることがあります。
しかも慣れない土地で、一人で、身内の死を経験したあとのことだと考えると、その不安はとても大きかったと思われます。
ここですべてお任せいただけることをお約束し、適切な料金を提示しました。すると即決。「料金はそれで大丈夫です。お金のことよりも丁寧にしていただければ助かります」
とのことでした。弊社は相談のしやすさと、丁寧さにおいてはどこにも負ける気はしません。依頼主さまのご希望どおりにできることをお伝えし、次の日から作業にかかることになりました。
作業内容
今回は「何が残っているのかわからない」「きれいな家具は使いたい」とのことで、ご一緒に遺品整理することになりました。
「おそらく通帳やキャッシュカードがゴミに埋もれていると思います」とのこと。どうやら貴重品を探してはみたものの、見つからなかったご様子。貴重品の捜索は弊社が最も得意としているところですので快く了承。一緒に探すことになりました。
作業内容はとっても地味なものです。
ゴミを一つずつ確認し、貴重品が埋もれていないか精査していきます。スタッフにも事前に注意をうながすことで丁寧に捜索。
3時間ほどゴミをかき分けたところで、弊社のスタッフがキャッシュードを発見。これには依頼主様も大変喜んでいただけました。
今回はきれいな家具家電は今の自宅で使いたい(形見として)とのことで、そのまま残すようになっていました。なので清掃が終わった時点での部屋の状況は以下のような感じになりました。
トイレのビフォーを撮るのを忘れていましたが、全体的に頑固な尿石がびっしり。しっかりと取り除いたのでピカピカです。
遺品整理が終わった時点で、次のようなお話をしてくださいました。
「とにかく丁寧に遺品整理してくださる業者さんを探していました」
「こんな状態でも必要なものとか貴重品なんかをしっかりと探してほしかったんです」
「ぜひそちらにお願いしたかったので、福岡から申し訳ないなと思ったのですが、相談させてもらいました」
「しかも、、良心的な値段で、、、、ここまで、、きれいにしてくださって、、、、、、、」
話の途中、想像以上のサービスに感激していただけたようで、突然泣き出されてしまいました。
「一人で長崎まで来て、、不安でしょうがなかったんです」
「部屋もこんな感じでぐちゃぐちゃで、、、一人では到底無理で、、、」
「業者にお願いするのも、、、、、、変な人が来たら嫌だなって、、、」
「本当にお願いして良かったです」
ととても喜んでいただけたようでした。
知り合いのいない土地で、一人でゴミ屋敷状態の部屋を片付けないといけないというのは、さぞかし不安だったことでしょう。また、業者への不安もありますよね。
心からの感謝の言葉と、依頼主様の安堵の涙に、僕(代表)もついもらい泣きしてしまいました。(鼻がつ~んとなりました)
本当にこの仕事は大変な半面、このように心の底から感謝されることがあるのでやりがいがあります。今後とも、この気持ちを忘れずに、誠実に、正直に遺品整理をしていきたいと改めて思いました。
アークサービスでは、心から喜んでいただける遺品整理を行っています。長崎県は福岡方面から長崎市、雲仙市まで対応していますので、ぜひご相談ください。