諫早市で遺品整理・生前整理を行っているアークサービスです。
最近は他県に住んでいる方からのご依頼がとても多くなっています。遠方にお住まいの方が実家の整理をするときに気になるのが「どんなふうに進めていけばいいの?」というものです。
見積もりのためだけに遠路はるばるお金と時間をかけて実家に戻るというのも大変です。また、遺品整理がどんなふうに進んでいくのか、こちらの希望はどこまで聞いてもらえるのか、などなど心配はつきないものです。
今回の依頼主さまは東京に住まわれており、ずっと気になっていた諫早市内にある実家を片付けたいけどどうすればいいのか悩んでいたとか。
同じようにお悩みの方の参考になると嬉しく思います。
ご相談
依頼主さまからはお電話でご相談いただきました。
「あの~実家が長崎県の諫早市にあって、そこの遺品整理をお願いしたいのですが対応されていますか?」
もちろん大丈夫なことをお伝えすると、
「ただですね、私が今東京に住んでいるんです。こういった場合はどうしたらいいでしょうか?」
「一応、○月○日に整理のために帰省する予定なのですが、その前までにお見積りをお願いしたいのです」
「でも見積もりのためだけに東京から諫早までいくのは大変なので、なんとかならないかなと思いご相談しました」
とのこと。これは依頼主さまのおっしゃるとおりだと思います。金銭面でも何万もかかる上、時間もたくさん取られてしまいます。忙しいなかそう簡単に時間は取れませんよね。
弊社ではそのような方のために、「鍵をお預かりし、立会不要でお見積りが可能」です。
こうすることによって、遠方からのご依頼でもお金と時間を節約することができます。もちろん、料金面で折り合わない場合には遠慮なく断ることができるので、依頼主さまにとって損はありません。
これをご提案すると、「それができるならぜひ!」とのことで、後日鍵をお送りいただけることになりました。
とここで、「あ、それとですね、5年ほど放置していたのでカビがきていると思うんです。草も伸び放題ですが大丈夫ですか?」と心配されていました。全く問題ありませんので、大丈夫な旨をお伝えし、安心していただきました。
お見積り
4日後、鍵がゆうパックで送られてきました。鍵が到着したことをお伝えすると、ここで実家の正確なご住所を教えていただき、次の日にお見積りに伺うことになったのでした。
現場は諫早市内から少しはずれた、築30年以上の住宅が立ち並ぶ住宅街。その一角に今回の現場はありました。
預かった鍵で中に入ります。その時の様子が以下の写真で確認できます。(写真掲載の許可をいただきありがとうございました)
放置されていたとのことでしたが、比較的、、ではなくかなりきれいに片付いていました。
こちらは仏間。ここは照明がないため雨樋を開けさせていただき確認。小さな金庫も確認できました。ちなみに供養も同時に行ってほしいとのご希望でしたので対応させて頂く予定です。
ここはキッチン&ダイニング。ここもこざっぱりとしていて、生前も折り目正しく生活されていたことが伺えます。ここには床下収納もありました。
庭です。さすがに伸び放題です。写真の奥に見える物置もチェック。中には100号のキャンバスが保管してあります。絵を勉強されていたようです。
駐車スペースです。あとから聞いた話によると、手前に見える洗濯機とスチールラックは依頼主さまのものではないとのこと。いつの間にか置かれていたらしく、完全に不法投棄です。空き家にしているとこのような犯罪が発生することがあるので注意が必要です。
2階には2部屋ありましたが、しっかり整理されていたので処分するものは少なめでした。
30分ほどしっかり確認させていただき料金を算出。すぐに電話で料金をお伝えすると、「はい、それでお願いします。予想の範囲内でしたので助かりました。ちょっと不安だったんです」と笑ってご契約いただけました。
作業内容
作業は依頼主さまが帰省される日時に合わせ進めていきます。しかし、作業初日に到着できるのは夕方4時ころとのこと。それまでは弊社にお任せいただけることになりました。(信頼していただきありがたく思います)
事前にご希望を伺ったところ、
- アルバムは残してほしい
- 金庫の処分
- 仏壇の供養
- 物置の解体
を希望されていました。貴重品はおそらくないとのことでしたが、気を抜かず創作したいと思います。
作業は朝の9時前からスタート。まずは玄関周りを片付け、搬出していき通路を確保。その後一部屋ずつスタッフと手分けして整理していきます。
依頼主さまのお父様はしっかりされていたようで、生前に遺産相続についてのノートを残されていました。こちらはそのまま依頼主さまにご報告です。
また、これまで関わりのあった人たちの交際記録、家族歴、資産状況もファイルにまとめてあり、遺族が困らないよう準備してあったのです。
ここまで生前に準備されている方は少ないです。これがあれば残された遺族も遺品整理にかかる苦労を軽減できるはずです。このページをご覧のあなたも、先々のことを考え事前に準備することをおすすめします。
作業の中で発見した思い出の品、書類、貴重品はひとまとめにして依頼主さまにお渡しします。この現場では特にアルバムが多く発見できました。また、珍しい鉱石や、お父様が大切にされていたであろう小物類も発見できました。
ここで依頼主さまが到着。順調に遺品整理が進んでいることに喜んでいただきました。地域限定の珍しいサイダーの差し入れもいただき、気合を入れ直して作業を進めていきます。
2日目は遺品整理に加え、物置の解体にとりかかります。併せて伸び放題の庭の草もきれいにさせていただきました。
作業完了後の現場の様子です。
最終的に、必要なものは滞りなく依頼主さまにお返しすることができ、「ここまで丁寧にしてくださるとは思っていませんでした」と大変喜んでいただけたのでした。清掃もきっちり行い、たくさんの御礼の言葉をいただき諫早市の現場をあとにしました。
追記
後日、次のようなメールをいただきました。
「アークサービス 梶塚様
先日は暑い中お疲れ様でした。家もきれいになり、庭まで手入れしていただき、大変助かりました。
改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました」
このようなお礼の言葉をいただけると、頑張ったかいがあるというものです。それに、弊社スタッフのモチベーションを上がり、さらに喜んでいただける遺品整理ができるようになります。
この度はご利用いただきありがとうございました。
諫早市で遺品整理にお悩みの方はアークサービスまでご相談ください。ご期待以上のサービスを提供いたします。