大村市で遺品整理を行っているアークサービスです。
今回ご紹介する事例は、病気で大変ななか遺品整理に頑張られた女性からご依頼いただいたときの事例です。
ご相談内容
このときはメールにてご相談いただきました。
「遺品整理をお願いしたいです」
「これまで母と二人暮らしだったのですが今年の頭に亡くなりました」
「これから一人暮らしになるので引っ越しを考えているのですが、私一人では片付けられません」
「来月末までに終わればいいです」
「団地なのでエレベーターはありません。3階です」
「一度お見積りをお願いします」
このようなご相談をいただき、ご希望日にお見積りに伺うことになりました。
お見積り
現場はメールであったように大村市内の団地です。比較的新しい棟と古い棟が入り混じっています。
余談ですが、団地にお見積りに伺う場合、棟番号がわからず迷うことがあります(棟番号が消えかかっていたり、順不同だったりで)。このときも迷ってしまい、住人の方に聞きながらようやく現場にたどり着きました。
「どうぞ上がってください」
ご挨拶後そう促されて中へ入ります。現場は以下の写真のような状態でした。
建物は古いとはいえ、中はきれいに整理されており普段からきれいにされていたことが伺えます。物量も平均よりも少ないくらいです。
「私のものはほとんどありませんので、これ(私物)以外は処分してもらうことになると思います」
「ある程度自分でやりたいんですけど、実は今病気で休職していてなにも手につかないのです」
「ですのですべてお願いすることになると思います」
「なんかすみません」
と恐縮されていました。私どもはそのような方のためにいごとをしておりますで全く問題ありません。むしろそのように頼ってもらえるのが嬉しいくらいです。
ここで料金を提示すると、
「それでいいんですか?助かります。よろしくお願いします」
と喜んでいただけご契約となりました。
先に述べたとおり、普段から整理されており物量が少なかったため費用を安く抑えられました。
作業内容
作業は依頼主様と共同で行います。と言っても、病気で大変な依頼主様には待機してもらい、残すもの処分するものを確認していただくことになりました。
それだけでも弊社としては助かります。やはり立ち会っていただき、しっかりと確認したほうが満足度は高くなるからです。
このときは夏真っ只中。タオルが手放せません。
暑いですが手を抜くことなくしっかりとポケットの中まで確認していきます。(滴る汗がこそばゆいのでタオルを装着して遺品整理)
ダンボールの中も確認し、弊社で判断できないものは依頼主様に確認していただきます。このときにあるお話を伺いました。
「何度も聞きに来てもらってすみません」
「今日は調子が悪い日なので任せっきりで申し訳ないです」
いえいえ気になさらずにとお伝えすると、
「実はうつ病でして、、、」
「結構前からこの状態なんです」
「今回母のことでバタバタしちゃって悪化してしまったんですよね」
とのこと。しかし、病気で大変なか頑張っていただいてこちらこそ感謝です。一緒に遺品整理を行いながら、テキパキと作業を進めていきます。
エアコン取り外し。
解体できるものは解体してしっかりと積み込んでいきます。
最終的には依頼主様の私物以外すべて撤去。以下の写真のようにスッキリです。
これでいつでも引っ越しができます。最後に
「今日はありがとうございました」
「こんなに広かったんですね」
「色々気を使ってもらって嬉しかったです」
「また何かのときはお願いします」
とたくさんの御礼の言葉をいただけました。喜んでいただけるのが弊社としても一番嬉しい瞬間です。
この度はご利用ありがとうございました。またご縁がありましたらよろしくお願いします。