唐津市で遺品整理・生前整理・空き家片付けを行っている業者「アークサービス」です。
遺品整理と聞くと家の中にある遺品を整理・処分することを思い浮かべてしまいますが、屋外にあるものも生前使っていらっしゃったのであれば遺品になります。
今回は、お父様が亡くなられたことで農業を廃業するという、40代の男性から倉庫内の遺品整理をご依頼頂いたときの事例を紹介します。
ご相談内容
依頼主様からは次のようなお問い合わせをいただきました。
「倉庫にあるものの片付けってできますか?」
「農業をやっていたんで、それ関係のものが多いのですが、、ゴミも散乱しています」
とのこと。
弊社は遺品整理をメインで行っていますが、このような倉庫の片付け、庭の片付けなども対応しています。
意外と多いんですよ。お庭の片付け。重量物(土砂、ブロックなど)などを大量に保管してあって、一人では難しいという女性のお客様が多いです。
相談者様のご希望により現地でのお見積りを行うことになりました。
お見積り
現場は農家らしく広いお宅です。敷地内に古い倉庫がありました。これ ↓ が現場のようです。(お写真の許可をいただきありがとうございました)
依頼主様と挨拶をし、中を見せていただきます。
プランター、土、肥料、農具が所狭しと置かれています。写真ではわかりませんが、壊れた耕運機も2台放置してあります。奥の倉庫にはゴミも散乱していました。
写真で見ると少なく見えるかもしれませんが、これ、かなりの量と重量になりそうです。
料金を提示するとご納得いただけたようでその場で即決。更に次のようなお話をお聞きしました。
「親父が死んで農業はやってなかったんですけど、母がなかなか片付けようとしてくれなかったんです」
「散らかって汚いでしょ?ずっとこのままも嫌なので、なんとか説得したんですよ」
「うちは農業しなくても、土地を貸しているので、それで食ってはいけるので今後するつもりはありません」
「親父も半ば趣味だったんじゃないですかね」
「これでやっとここが広くなるので助かります」
とのお話。なんとも羨ましい話です。家賃収入で食べていけるなんて・・・。
でもたしかにそれなら、倉庫にあるものを残しておく理由はありませんよね。
ただし、お母様にとっては夫の遺品と呼べるものになるはずです。お母様にはご納得いただけているのかを再確認し、倉庫内は空っぽにするというお約束で後日作業に伺うことになりました。
作業内容
さて、その作業ですが、予想通り体力勝負になりました。
この日は比較的涼しい日でしたが、重量物を何度もトラックに積み込む作業で汗だく。さらにホコリと土が舞い、それが肌に張り付いて気持ち悪い!
こういったところはゴキブリもでるので、ビクッ!!っとなりながら片付けていきました。
最大の難所は、建材用の丸太30本!
1本80kg~100kgはある丸太を引きずり出し、チェーンソーでぶった切りながら積み込んでいきます。遺品整理で丸太を切ることは殆どありませんので、手こずりました。
お茶の差し入れをいただきながら、5時間で積み込み完了。倉庫二棟をきれいにすることができました。
依頼主様にお礼の言葉をいただき、今回の作業は完了です。
弊社は倉庫や庭の整理にも対応しております。どこに頼んでいいのかお困りのときは、ぜひご相談ください。