山陽小野田市で遺品整理を行っているアークサービスです。
今回ご紹介する事例は、遺品整理後に空き家バンクに登録をしたいというお客様からのご依頼事例です。
ご相談
「特に急ぎというわけではありませんが、長期に渡って放置している家を片付けてもらいたいと考えています」
「ある程度自分たちで必要なものは分けていますので、おそらくそのほとんどを処分してもらうことになると思います」
「ただかなりの量ですので一度見てもらってどのくらい費用がかかるのか見積もりをお願いしたいです」
「空っぽになったら空き家バンクに登録したいので、掃除までしてもらえると助かります」
「借り手がつけばすぐに片付けようと思っていたんですが・・・なかなか思うようには行かず数年立ってしまいました」
とのご相談でした。
実は実家を整理したあと空き家バンクを利用したい、という方はとても多くなっています。すぐに売ったり貸したりできる方は少なく、多くの方が実家を持て余しているのですね。
今回のお客様も同じように、「借り手がつかない」とのことで空き家バンクを利用するとのことでした。
というわけでまずはお見積り。お客様のご希望の日時を伺い、数日後に伺うことになりました。
お見積り
伺った現場は歴史を感じさせる通り沿いにありました。ちょうど依頼主様も到着され、ご挨拶後一緒に中へ。
「もう土足で入ってください」
とのことで靴のまま部屋に上がらせていただきます。実際の現場は以下のような状態でした。
間取りは5DK。変則的な間取りで、部屋以外にも倉庫、お縁。2階には通路などがあり、間取り以上に物が置かれています。また、昔の作りなので、押し入れや天袋が広くて深い!
写真を見た感じではそんなに多くは見えないと思います。でも見た目以上の遺品、不用品が予想されます。(この「見えない遺品」があまりにも多く挫折する方が多いです)
依頼主様のご要望は、
- 貴重品の捜索
- 遺品の買取
- 一部の家具を残す
- 清掃
です。買取については一部未使用の食器セット以外、残念ながら買い取れるものがありませんでした。各部屋をしっかりチェックし、依頼主様のご要望を取り入れながら見積もりを算出。
お見積書をお渡しすると、「家族のものと相談したい」とのことでした。もちろんじっくり考えていただいて大丈夫です。そんなこんなでこの日は帰ることにしました。
それから10日ほど経ったとき再度ご連絡いただき、「ぜひお願いします」とご契約いただいたのでした。
作業内容
今回の現場はすべて弊社にお任せいただくことになりました。この現場は駐車場が近くになく、駐車場まで100mほど歩かなければいけませんでした。これがかなり時間と体力を奪っていきます。
また、何度も往復することから近隣に迷惑がかかる恐れがあるため、事前に挨拶を行い、実際の作業中も最新の注意を払いながら進めていきます。
ただ遺品整理自体は処分するもの、残すものを明確にしていただいていたため非常にスムーズでした。
事前に確認していたとのことでしたが、金庫の中に貴重品が残っていたり、タンスの奥底から現金が出てきたりしましたのでひとまとめにして後ほどお返しします。
作業完了後の様子が以下の通り。
このように隅々まできれいにさせていただきました。これで問題なく空き家バンクに登録できるはずです。
最終チェック時にお父様から「こんなにきれいにしてもらえるとは思いませんでした。あんたのとこにたのんで良かった~」と大変ありがたいお言葉をいただけました。
また、後日になりますが依頼主様のお姉さまからもわざわざお礼のお手紙をいただき、丁寧に対応してもらってうれしかったこと、弊社に頼んで本当に良かったことが書かれており、とても嬉しく感じました。
これからも遺品整理を通じて、「あんたに頼んでよかった!」と言われる遺品整理を行っていきたいと思います。